食卓の基本は、やっぱり美味しいお米

日本人の主食は何かと聞かれたら、誰もがお米だと答えるでしょう。

しかし、現在の食生活において白米の味を重視している人は少ないように感じます。

行列のできるラーメン屋さんや、予約一年待ちのパン屋さんなどはよく聞きますが、行列のできるお米屋さんがないのは不思議です。

もちろん町にお米屋さんはありますが、多くの人がお米はスーパーで買うものという位置づけになっているのではないでしょうか。

江戸時代には丼に山盛りのご飯を食べることが贅沢であり基本でしたが、現在は糖質オフなどに代表されるように主食を抜くダイエットが流行ったり、おかずをたくさん並べることが基本になっているようです。

一汁三菜などという言葉も元々はおもてなし料理の基本であり、普段の食卓では一汁一菜が大半でした。

そういった質素な食生活の方が、日本人の体には向いているのかもしれません。

そういったシンプルな食生活に欠かせないのが、美味しいお米です

本当に美味しいご飯があれば、おかずは要らないといっても過言ではありません。

宮沢賢治ではありませんが、味噌と少しの野菜で食卓が完成してしまいます。

もちろん豪華なおかずにも美味しいお米は最高の相棒です。

たまには血糖値や体重など忘れて、肉や魚の油や塩分とご飯を一緒に食べる喜びも、素晴らしいものです。

これで幸せを感じない人など、いないのではないでしょうか。

外出自粛が叫ばれる今、おうちごはんを充実させるために、基本であるお米を見直してみるのもおすすめです。

今はネット上にもお米屋さんが存在しますし、少量お試しなども出来るので、新しいお米も試しやすいと思います。